2014年 06月 17日
かなんど工房 序章3 かなんど工房の魅力発信 |
かなんど工房の魅力、それはなんと言っても、代表の大海さんを始めとした個性豊かなメンバーです。
序章1で書いたように、素直さと明るさがメンバーの特徴ですが、加えて、あきらめない探究心があり、常に工夫をしています。
もともと人はそうだったのかもしれません。
今ではほしいものが望めばいつでも手に入る、特に食べものは季節を超えて一年中、それも世界中のものが手に入るようになりました。
日本人が望んだとおり、大量生産、安定生産、質のよさの追求がなされました。
そしてその結果、大量消費、大量廃棄の現在へと続いてきました。
海に囲まれた姫島では、水産資源は豊富でも、穀物や野菜などの陸の資源は有限です。
そのため、野菜を干したり、芋を粉にするなど保存の工夫が様々なされたり、食材を残さず使う料理の工夫がなされたりと、モッタイナイの精神が、島で暮らすおかあさんたちには、しっかり根付いていました。
さかな味噌のルーツである姫島郷土料理の「ひでみそ」も、魚や野菜を残さず使う料理の工夫のひとつでした。
そして、流通に乗らないために、美味しくても使われていない魚があるのは、とてもモッタイナイと思っていたのが、かなんど工房のおかあさんたちです。
そこで水産加工グループを立ち上げ、モッタイナイ魚たちに何とか光を当て、姫島の漁業を盛り上げようと、かなんど工房を設立し、おかあさんたちの活躍が始まります。
かなんど工房のおかあさんたちが、一番最初に何とかしないととてもモッタイナイと思ったのが、水産加工所の冷凍庫の中に、雪崩を起こしそうなくらい山積みになっていた金頭(かながしら、かなんど)でした。
かなんど工房の発想は、常に美味しいのに使われていないのはモッタイナイから始まり、何とかそれを活かしたいという思いが、様々なアイディアを生み出していきます。
このおかあさんたちの熱い取り組みを知ってほしい、かなんど工房のことをもっと知ってほしい、さかな味噌の全国デビューに先だって立ち上げられたブログには、そんな想いが込められていました。
全国5位のデビューは、さかな味噌の売り上げをグーンと上げました。
でも上がったものは何もしなければ下がります。
そのため売り上げがピークを越えた時に、次の押し上げるアイディアが働き、上がったり下がったりの幅を小さくしながら、売り上げが斜めに上昇していくことを目指して商品づくり、商品への工夫を重ねようということになりました。
同時に、商品を通じてかなんど工房を知っていただいたお客様に、かなんど工房や姫島のことをもっと知っていただき、ファンになっていただけるよう、ワクワクしていただける情報発信やアイディアを工夫していこうということになりました。
【キーワード】
・モッタイナイという想いは、アイディアを生み出し続ける宝庫です。
・上がったものは下がる、下がる前に押し上げる、アイディアを重ねるポイントです
・チャンスは試されている時でもあり、その時に実力を増していくことが、次のチャンスにつながります。
序章1で書いたように、素直さと明るさがメンバーの特徴ですが、加えて、あきらめない探究心があり、常に工夫をしています。
もともと人はそうだったのかもしれません。
今ではほしいものが望めばいつでも手に入る、特に食べものは季節を超えて一年中、それも世界中のものが手に入るようになりました。
日本人が望んだとおり、大量生産、安定生産、質のよさの追求がなされました。
そしてその結果、大量消費、大量廃棄の現在へと続いてきました。
海に囲まれた姫島では、水産資源は豊富でも、穀物や野菜などの陸の資源は有限です。
そのため、野菜を干したり、芋を粉にするなど保存の工夫が様々なされたり、食材を残さず使う料理の工夫がなされたりと、モッタイナイの精神が、島で暮らすおかあさんたちには、しっかり根付いていました。
さかな味噌のルーツである姫島郷土料理の「ひでみそ」も、魚や野菜を残さず使う料理の工夫のひとつでした。
そして、流通に乗らないために、美味しくても使われていない魚があるのは、とてもモッタイナイと思っていたのが、かなんど工房のおかあさんたちです。
そこで水産加工グループを立ち上げ、モッタイナイ魚たちに何とか光を当て、姫島の漁業を盛り上げようと、かなんど工房を設立し、おかあさんたちの活躍が始まります。
かなんど工房のおかあさんたちが、一番最初に何とかしないととてもモッタイナイと思ったのが、水産加工所の冷凍庫の中に、雪崩を起こしそうなくらい山積みになっていた金頭(かながしら、かなんど)でした。
かなんど工房の発想は、常に美味しいのに使われていないのはモッタイナイから始まり、何とかそれを活かしたいという思いが、様々なアイディアを生み出していきます。
このおかあさんたちの熱い取り組みを知ってほしい、かなんど工房のことをもっと知ってほしい、さかな味噌の全国デビューに先だって立ち上げられたブログには、そんな想いが込められていました。
全国5位のデビューは、さかな味噌の売り上げをグーンと上げました。
でも上がったものは何もしなければ下がります。
そのため売り上げがピークを越えた時に、次の押し上げるアイディアが働き、上がったり下がったりの幅を小さくしながら、売り上げが斜めに上昇していくことを目指して商品づくり、商品への工夫を重ねようということになりました。
同時に、商品を通じてかなんど工房を知っていただいたお客様に、かなんど工房や姫島のことをもっと知っていただき、ファンになっていただけるよう、ワクワクしていただける情報発信やアイディアを工夫していこうということになりました。
【キーワード】
・モッタイナイという想いは、アイディアを生み出し続ける宝庫です。
・上がったものは下がる、下がる前に押し上げる、アイディアを重ねるポイントです
・チャンスは試されている時でもあり、その時に実力を増していくことが、次のチャンスにつながります。
by syokuiku-net
| 2014-06-17 06:05