2013年 12月 31日
目的目標戦略戦術の具体例~森のさきいか 始まり編 |
森のさきいか、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、原材料は何だと思いますか?
そうです。
椎茸の足です。
使い道に困り、決定打を打てなかった椎茸の足を試行錯誤の末、売れ筋の商品にしたものが、森のさきいかです。
形状がさきいかによく似ているところから、その名称がつけられました。
森のさきいかは、多くの開発秘話が重なり、今の商品となっています。
現在、森のさきいかから派生した商品に、森のアタリメ、いただきマッシュ(ふりかけ)があります。
これらすべての商品を貫くコンセプトは「モッタイナイ」です。
モッタイナイという言葉の意味を掘り下げ、日本の食生活や食文化の根底にある一物全体という考えに行き着きました。
一物全体とは全体食とも言われ、食材を余すところなく使おうという考え方です。
同時に、食べものは丸ごと食べることで完結するんだという考え方でもあります。
大正生まれの栄養士さんが、ゴボウの皮をきれいにとって調理したきんぴらを食べてアレルギーを起こす子どもに、ゴボウの皮の部分を食べさせると治ることがあると言っています。
これが一物全体の例であり、丸ごとで完結するという例です。
そこで、十分活用されていなくてモッタイナイって思える食材に目をつけ、それを余すところなく活用するというコンセプトを描きました。
その中で出てきた食材が椎茸の足だったのです。
【キーワード】
・共通する精神文化はコンセプトとなりうる可能性が高いです
・食材を余すところなく活用するのが、日本の食です
・コンセプトがしっかり共有できると、材料は集まってきます
そうです。
椎茸の足です。
使い道に困り、決定打を打てなかった椎茸の足を試行錯誤の末、売れ筋の商品にしたものが、森のさきいかです。
形状がさきいかによく似ているところから、その名称がつけられました。
森のさきいかは、多くの開発秘話が重なり、今の商品となっています。
現在、森のさきいかから派生した商品に、森のアタリメ、いただきマッシュ(ふりかけ)があります。
これらすべての商品を貫くコンセプトは「モッタイナイ」です。
モッタイナイという言葉の意味を掘り下げ、日本の食生活や食文化の根底にある一物全体という考えに行き着きました。
一物全体とは全体食とも言われ、食材を余すところなく使おうという考え方です。
同時に、食べものは丸ごと食べることで完結するんだという考え方でもあります。
大正生まれの栄養士さんが、ゴボウの皮をきれいにとって調理したきんぴらを食べてアレルギーを起こす子どもに、ゴボウの皮の部分を食べさせると治ることがあると言っています。
これが一物全体の例であり、丸ごとで完結するという例です。
そこで、十分活用されていなくてモッタイナイって思える食材に目をつけ、それを余すところなく活用するというコンセプトを描きました。
その中で出てきた食材が椎茸の足だったのです。
【キーワード】
・共通する精神文化はコンセプトとなりうる可能性が高いです
・食材を余すところなく活用するのが、日本の食です
・コンセプトがしっかり共有できると、材料は集まってきます
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by syokuiku-net
| 2013-12-31 13:50