2014年 02月 04日
森のさきいか製造編2 |
改造を重ねた森のさきいかは、口に入れると違和感なく、シイタケのほどよい触感と旨みが口の中に広がっていきました。
「油の抜き加減を調整し、絶妙に油が残るようにしたんや。」
という竹田たなぼた幸房代表は、その方法を教えてくれました。
揚げた後の油抜きは、遠心力を利用して油を抜く脱油機を使っていますが、油が抜け出すと、一か所に集まって、脱油機の下にある受け皿にポタポタと落ちてたまるようになっています。
始めは勢いよく油が落ちていきますが、遠心が進むにつれ、落ちる速度がゆっくりになっていきます。
ポタポタポタからポッタポッタと変わっていく感じです。
この油の落ち方と油の抜き加減を比較しながら、ある間隔で落ちだした時に脱油機を止めると、ちょうどいい加減で油が残り、絶妙の触感を作り出すことができることを発見していました。
森のさきいかは、シイタケの足を細く割いて作りますが、当初はこの割く作業を手作業で行っていました。
雇用につながる可能性を模索していたこともあり、手作業でもいいのかもと考えていましたが、手作業では時間がかかりすぎることや商品の大きさにむらができることから、思案の末、メンバーで考えついたのが、家庭にあるスパゲッティの麺を作る機械でした。
この機械に通すと、シイタケの足が次々とさきいか状態に切られていきました。
やがてこの機械の原理をベースに、地元の機械屋さんと連携し、オリジナルの森のさきいか製造機が出来上がります。
【キーワード】
・身近なところにアイディアのヒントがあります。
・面白がって取り組むと見落としていたことに気づくことがあります
・方法(戦術)は状況に応じて臨機応変に変化させます。
「油の抜き加減を調整し、絶妙に油が残るようにしたんや。」
という竹田たなぼた幸房代表は、その方法を教えてくれました。
揚げた後の油抜きは、遠心力を利用して油を抜く脱油機を使っていますが、油が抜け出すと、一か所に集まって、脱油機の下にある受け皿にポタポタと落ちてたまるようになっています。
始めは勢いよく油が落ちていきますが、遠心が進むにつれ、落ちる速度がゆっくりになっていきます。
ポタポタポタからポッタポッタと変わっていく感じです。
この油の落ち方と油の抜き加減を比較しながら、ある間隔で落ちだした時に脱油機を止めると、ちょうどいい加減で油が残り、絶妙の触感を作り出すことができることを発見していました。
森のさきいかは、シイタケの足を細く割いて作りますが、当初はこの割く作業を手作業で行っていました。
雇用につながる可能性を模索していたこともあり、手作業でもいいのかもと考えていましたが、手作業では時間がかかりすぎることや商品の大きさにむらができることから、思案の末、メンバーで考えついたのが、家庭にあるスパゲッティの麺を作る機械でした。
この機械に通すと、シイタケの足が次々とさきいか状態に切られていきました。
やがてこの機械の原理をベースに、地元の機械屋さんと連携し、オリジナルの森のさきいか製造機が出来上がります。
【キーワード】
・身近なところにアイディアのヒントがあります。
・面白がって取り組むと見落としていたことに気づくことがあります
・方法(戦術)は状況に応じて臨機応変に変化させます。
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by syokuiku-net
| 2014-02-04 00:02